【読書感想備忘録】ぼくは明日、昨日のきみとデートする/七月隆文
ぼくは明日、昨日のきみとデートする/七月隆文
読了。
少し前に文庫本を購入したものの、ずっと読めていなかったのですが、先日iPhoneを水没させ、暇ができたのでついに手を付けることが出来ました。普段いかにスマホに時間を取られているかってことを実感しています。小説はいいぞ。
※ネタバレありの感想です。念のため。
話題作ではあったのですが、内容を全く知らずに読み始めました。タイトル的になんとなくSFかな、という程度。もともとSFは好きなので読んでみようかな、という程度。
あっ、カスヤナガトさんによるカバーイラストに一目惚れしたのも理由です。ポップで、かつ繊細なイラストは、作品の雰囲気にぴったりだなという印象。
難しい表現はなく、けれども情景描写や感情表現はすごく豊かだなぁ、というのが全体としての感想です。ストーリー展開を妨げるような無駄な描写はないけれど、しっかりと作品の雰囲気や情緒は感じ取れるような、そんな印象でした。
京都に詳しかったらもっと楽しく読めたのかなぁ、と。
それから、ストーリーの感想としては「そう来るか」と。
ストーリー序盤、散りばめられていたヒントから「あーはいはい、タイムスリップものね」と斜に構えながら読み進めていました。過去だか未来だかからタイムスリップして来てるんでしょ、と。
しかしこれがまんまとミスリードに引っかかっていたわけです。修行が足りんなぁ。
単なるタイムスリップものであれば、告白のタイミングでスッと理解できてしまうのですが、時間の流れる方向が逆のパラレルワールド????は????という感じで、なかなか呑み込めず、主人公と同じように混乱に陥りました。
なんだよ、トンデモ設定のSFかよ、なんて始めは思っていたものの、読めば読むほど切ない純愛物語で。
幸せな日々を過ごしてきたと思っていた相手は、これまでの思い出を共有していない。それってすごく切なくて寂しいなぁ、と。
高寿はもちろんなんですが、やっぱり、昨日より今日、今日より明日と、段々距離が離れていってしまう日々を過ごさなきゃいけない愛美の境遇の切なさは計り知れない。
それでも大切な思い出を守るために、事細かにメモに従って演技をする愛美のけなげさとか、そんな愛美の苦しみに気付けなかった高寿の悔しさとか。
今が一番幸せだってわかった上で未来を迎える気持ちってすごく苦しいんだろうなぁ、とか。
それでもお互いを大切に思う気持ちだけは繋がっていて、共有できているって素敵だなぁとか。
とても心を動かされる作品でした。
特にエピローグが本当に切なくて好きです。
機会があれば七月さんの他の作品も読んでみたいなあと思いました。
就活のシステムに対応できない人間はそもそも社会に要らないのかもしれない。
『就活落ちた。日本死ね!!!!』のエントリーを書こうと思っていたら、誰かに先を越されていました。
前回の「就活がはじまったので意識高いブログ」以来、約2カ月ぶりの更新です。
何かというと、今、私は就活に苦戦しています。
どの程度の状況かというと、結果が出ている分のESは半分くらい通って、5社ほど一次面接で落とされた程度。もちろん内々定はなし。
周りの学生に比べたらまだ良い方なのかもしれません。「その程度でツラいとか言うな」「甘えるな」という声が飛んできそう。
でもなんというか、私の心を今にも折ろうとしているのは結果如何ではないのです。
単純に、自分がやりたいことは何なのか見失った。
これでいいのか就活システム
つらいとは聞いていたものの、実際に始まってみてわかったことがあります。
基本的に就活は情報戦です。いやほんとに。
情報戦というと聞こえはいいけれど、自分の実力を頼りに、真面目に「正攻法」で取り組もうとする人間が損するシステムだなぁってつくづく思います。
特に適性検査。
きっと大人のみなさんは、あの膨大な量の計算を短時間でやってのける、賢くて優秀な学生を見抜きたいんだと思います。学力試験に向けて勉強できるのかどうか、対策をしてくる勤勉さがあるのかどうか、そういうところまで含めて。
ところがどうでしょう。Webテストは解答が出回っているし、性格検査には模範解答がある。
結局、自分の実力で試験にパスしようと思っている真面目で愚直な学生が馬鹿を見てるんですよ。そう思わない?
いや、わかるよ。「情報戦だってわかってるんだから情報を集めない方が悪い」「ただやみくもに努力するだけじゃなく、効率を重視して結果にコミットする人材の方がいいに決まってる」はいはい、理解できますよ。
でもね、解答見ながらウェブテ受けてる人にひとつ言いたい。
「不正は禁止」なんていう当たり前のルールを守れないような人間は、そもそも社会人としてダメだから。青年コミック誌によく出てきそうなルール無用の地下闘技場でしか働けないよ。残念。
とはいえ、じゃあこれは学生が全部悪いのかというと、そうでもない。そもそも不正を見破れないルールを作ってしまったのは大人のみなさんだし。
そして何より、誰かが不正をし出した時点で、不正をしている人間に勝つためには自分も不正をするしかなくなってしまった。この悲しいスパイラルに学生たちは乗っかるしかないんです。悲しいことにね。
誰が悪いとかじゃないんだと思う。みんなやってるから、っていう空気。こういう気質が悪いんだと思います。もうしょうがない。
スケジュール変えてどうしたかったんだろう?
選考解禁が2カ月前倒しになり、6月には内々定を出していいよということになりました。
もう新卒採用一斉にやるのやめたら????????????????
って感じです。
前倒しになったところで結局もう内々定もらってる人はいるし、オワハラはなくならないし、冬くらいから動いてた人には勝てない。
だったら新卒一斉採用やめたらどうですかって思う。
内々定出る時期バラバラだし足並み揃ってないもん。
6月から選考解禁になったことで、面接の時期とかESの提出時期とか、たぶん去年より早まっていると思うんですが、そうなるとOB・OG訪問ってもっと早くしなくちゃいけなくなる。選考始まる前のちょうどいい時期に行こうとしたら、3月の決算の時期か、4月の新年度の時期になりますよね。それって社会人にとっても負担になりませんか?教えてほしい。
まぁ私タイミング逃してOB・OG訪問できてないんですけど。
自分が対応できないからって、システム自体に文句をつけるって最低な人間のやることだと思うんです。
それは自覚しています。
だから「そういうシステムなんだから頑張ればいいだけだろ甘えるな」って言われる覚悟もあります。(でも今ここで顔も知らない人に言われたら傷つくのでコメントは受け付けません。悪しからず。)
でも、どうしてもいくつか気になる点があったので書き記しておきました。
「やりたいこと」がわからなくなった
当然といえば当然ですが、就活をしていると自分の人生とか、将来についてよく考えることになります。
就活が始まったばかりの頃は、何か大きいことをしたいとか、日本を動かしたいとか、色々やりたい(と思っていたはずの)ことがあったんです。
それなのに、気がついたら自分が面接で喋ることは本当にやりたいことなのか、ESに書く志望動機は本当のことなのか、わからなくなってきました。
学生時代までにやりたいことが見つかっていて、夢に向かって努力できる人なら、たぶんその人は今就活に苦労していないと思うんです。
でも私はそうじゃなかった。というか大多数の人がそうじゃないと思うんですが、やりたいことなんて何もないんです。
やってもいいかな、と思う仕事はある。でも企業は「この仕事ならやってもいいかな」くらいの気持ちで来ている学生は欲しくないんです。アタリマエ。
だからESでそれっぽいことを書いても一次面接でボロが出て落とされるし、一生、最終面接にはたどりつけないかもしれない。
学歴があると有利だよ、って教えられてきたのに、結局、それだけじゃ駄目だったんです。もっと早く気付きたかった。
結局私は、学歴だけを持て余すプライドモンスターになりました。
なまじ学歴と「努力してきた」という自負があるから、どこでもいいやとは思えない。本当は大して努力なんてしていないのかもしれないけれど、自分が必要とされる環境でばかり生きて来たから、私は「フツウの人」とは違うとどこかで思っている。
フツウの人間として生きたくない、と思うあまり、当たり前に出来なきゃいけないことが出来なくなりました。
歯車になりたくない、社会に必要とされる人間になりたいなんて、バカなこと考えてたら、結局、社会に要らない人間になっていたみたいです。
そろそろ現実を受け入れないと。
まだ残っている弾は全力で撃ち尽くそうと思っています。
それがどういう結果になるかはわからないけれど。
もしも「やってもいいかな」と思ったことさえ出来なかったら、そのときはまた改めて「本当にやりたいこと」を追求しようかな。
今は学生のうちにしか出来ないことをしたい。
就活がはじまったので意識高いブログ
三日坊主なので本当に3日分だけ記事書いて放置してました。
さて、1か月くらいブログを放置しているあいだに、気が付けば暦は3月を迎え、あれよあれよという間に就活解禁になりました。
まだ解禁してから1週間も経っていないのに、なんだか今週はとても長く感じたなぁとしみじみ。
色々と思い悩むこともあって疲れてしまったので、このあたりで自己分析も兼ねて気持ちの整理をしておきたいなと思い、筆をとったしだいです。筆とってないけど。
【※読める文章で書いてはいますが自分用のメモなので、できればブラウザバックしてほしい……かな……(せっかく開いてくれた方ごめんなさい)】
疲れたとは言ったものの、元々の性分が面倒くさがりなので、実は合同企業説明会というか就活イベント自体にはまだ3つしか参加していません。
解禁になる前に参加したイベントはあるけれど、説明会に参加した企業の数で言えば、15ちょいかな?というくらい。
というのも、だいたい自分の中で興味のある業界は決まっていて、それ以外の分野はあまり見る気にならないからです。こういう決めつけもよくないんだろうけど。
まぁ一応、ITとか金融とかも話聞いてはみたんですが、失礼ながら、あんまり楽しそうだと思えなかったんですよね。
で、説明会に参加したり、自分であーだこーだ悩むうちに、結局自分が何をしたいかって考えたわけです。それがはい、どーん。
- 楽しい仕事がしたい!
- モノづくりで作ったモノを認められたい!
- ムーブメントを生み出したい!
ワガママと承認欲求の塊ですね。
えっと、とりあえず自己分析がてら1番から拾っていきます。
「1. 楽しい仕事がしたい」
特に何も考えていません。やりたいことはやる。やりたくないことはやらない。やりたいことをやるために必要なことはやる。これがポリシーなので。面倒くさがりなので。
正直、結婚して専業主婦になれるって確証があるなら、どうでもいい仕事だってやるし、一般事務職だっていいわけです。子どもを育てるという名目で毎日ヒルナンデス見るのも夢なので。
でも結局今って一億総活躍?とかいう時代らしいので、女性も働かないといけない。というかそもそも結婚自体できないかもしれない。
だとしたら、やっぱり自分が楽しいと思える仕事じゃないとつまらないかなって思うのです。
もともと友達とか少ないタイプだし、仕事とプライベートを完全に分けたところで、プライベートでやることなんて一人でアニメ見るか散歩するか、たまにバンドするか程度しかないんですよ。
だったら生活の大半の時間を占める仕事が、自分の好きなことじゃないとつらくない?って話。
いや、極論、どんな職種でもきっと仕事を始めたら楽しいことはあるだろうし、やりがいとか楽しさとか感じられると思うんです。というか、どこかの企業でもおっしゃってたけど、どんな仕事でも楽しめるようになってからがプロだと思うんですよ。
でも、その前段階として、やっぱり自分が「これならやりたい!」「この仕事で私はビッグになりたい!」と思えるようところじゃないと、心からは楽しめないと思うんですよね。
なぜなら、私のプライドと承認欲求が許さないから。ハイ次。
「2. モノづくりで作ったモノを認められたい!」
これはもうあれです、性格であり、今までの人生で培ってきた考え方です。
昔から結構モノ作るのって好きでした。モノって言っても、なんかこう、形に残るモノ・立体物じゃなくて(形のあるモノ作るのはだいたい途中で飽きるし材料集めるのとか面倒だからあんまりやってない。面倒くさがりだから)、小説だったり、絵だったり、曲だったり、演奏だったり、ライブだったり、なんかそういうもの。バイト先で作ってたポスターもそのひとつかな。
ぶっちゃけ私小学生ぐらいの頃から、勉強は出来たんですよ。スポーツは出来なかったけど、勉強はできた。あとそれなりに顔もいい方だから大人とかには「可愛い」ってよく言われてたんですよ。大学入るまで一切モテなかったけど。
だから、子どもの頃から私にとって「頭がいい」「可愛い」って自分の存在を褒められるのは当たり前のことで。だからこそ、こう、モノを作って、その作ったモノに対しての称賛、私という存在を抜きにした上でのパフォーマンスへの賛辞が欲しかったんでしょうな。
でも、ここ数年で気が付いたのは、自分に思っていたより才能がなくて、自分が思っていたより努力しない人間だったってこと。
結局、今の私は、自分の承認欲求と自尊心を満たすだけの才能も、才能のなさを補うために努力するだけの根性も持っていなくて、この厄介な自己愛を扱いきれずにいることで苦しんでる。
こう言葉にしてみるとちょっとすっきりしますね。頑張れよ。
「3. ムーブメントを生み出したい!」
これは"やりたいこと"というか"野望"ですね。野望。信長の野望。
ムーブメントっていうとすごいクサい感じするけど、こう、なんかまぁ単純に「デカいことしたい」というか。
動機としては承認欲求に繋がるんですけど、やっぱり自分の作ったモノ、関わったモノが、自分の知らない誰かに知られて、評価されて、拡散されていくって、絶対気持ちの良いことだと思うんですよ。
pixivで小説書いて、ちょっと伸びて、あんまり絡んだことないフォロワーさんがぼそっと自分が書いた小説に関して「良かった」って呟いてくれるだけで、あんなに嬉しいんだよ?
それが、もし、もしも、それなりに影響力のある企業で、いや、影響力はそれほどないところでも、自分が関わった事業がもし大きい反響をもらえたとしたら、これほど幸せなことって絶対ない。
だからこそ、力のある企業で、その力を借りて新しい何かを生み出したいと思うし、拡散力のある媒体を借りて、新しい何かを作り上げたいと思う。
ムーブメントというか「色んな人に知ってもらいたいし、認められたい」っていう欲求が根底に強くあるから、それがなるべく大きい規模になったら幸せだなっていうことかなと思います。
できれば日本中、それから、もしも可能性があるなら世界中でブームになるような、なんかそういう、デカいこと、したいなあって思うわけです。
でもそれって、私一人の力じゃ間違いなく無理だから、こんなアホみたいな漠然とした野望を一緒に追いかけてくれる人と出会いたいと思ったりする。
で、今のところ私が考えてる「デカいこと」はこんな感じです。
日本を元気にしたい!!!!!!!
いや、違うんです、なんかそういう胡散臭い話じゃなくて。
基本的に私、日本好きなので。マンガもアニメも面白いし、治安良いし、歴史的建造物とか文化とか唯一無二な感じして好きだし。
でも日本って少子高齢化で、成長しきった(?)からあともう下がってくだけじゃん?政治もイマイチだし?人間でいえばもう定年退職するかしないかってくらいだと思うんですよ。
だけどやっぱり私は日本好きだし、イギリスも好きだけどやっぱりイギリスより日本が好きだし、だからこそ日本の文化も守りたいし、政治経済も、もうちょっと強くなってほしい。
そう考えたときに、ちっぽけな私が貢献できるとしたらこんなところかな、って思って、このあたりを「就活の軸」にしようと思ってます。
- 感受性を育む娯楽の分野から、未来を担う子どもたちの健全な成長に寄与する
- マンガ・アニメを通じて日本文化を発信、文化輸出と観光の側面から経済発展に貢献する
うわ、なんかかっけえ(小並感)
堅苦しい文字にするとなんかつまんない人間みたいで嫌ですね。
別に難しいことを成し遂げたいわけじゃなくて、要するに「自分も、他の誰かも楽しいと思えること」で社会に貢献出来たらいいなって思っただけです。
自分もそうだけど、色んなことを(健全に)楽しみながら育った子どもって、やっぱり素直な子どもに成長すると思うし、人生は楽しい、世の中には楽しいこと・ものがたくさんあるぞ、って思ってもらえば、その後の社会に貢献してくれるような人に育つんじゃないかなぁって甘い考えを持ってて。
それから、私自身、小学生の頃からアニメ漫画が大好きで、日本のアニメーションのクオリティは総合芸術と呼ぶにふさわしいくらい高いと思ってるし、だからこそ世界中の人にもっと知ってほしいなと思っていて。で、もっと多くの人に日本のアニメの素晴らしさを知ってもらえれば、日本に興味を持ってくれる人が増えて、おのずと観光客が増えたり、経済発展にも繋がるんじゃないかなぁと、これまた甘い考えを持っているわけです。
もしかしたらこれって、自分が思ってるより甘い考え方かもしれないし、先人たちが散々挑戦してきた領域かもしれないけれど、ここを軸に仕事をしていく中で、何かまた新しいことが見えてくるかもしれないな、と思ってます。
なんて、キレイに締めてみる。
えっと、そんなわけで、今回、文章に書き起こしてみてちょっとすっきりしました。
頭の中でもやもや考えるタイプなんですが、なんだかんだで文章化すると結構まとまる。まだしっくり来てない部分はあるけれど。
総合してみると、
「自分がやっていて楽しいと思える、アニメ・マンガと関わるものを作り出す仕事に就いて、子どもの成長や経済発展に貢献できるようなデカいムーブメントを生み出したい」
ってとこかな。現実味ねーな、大丈夫?
これってたぶん私の夢で、実現するのは難しいかもしれないし、そもそもこんなデカいこと言ったところで、希望したところに就職できる確証なんてまるでない。
というか、今の私だと無理だと思う。
だからこそ、今、何も頑張ってない状態なんだから、情報集めるなり、面接の練習するなり、時事問題勉強するなり、努力しないとなぁなんて思います。
もはや今から読み返す気力もないけど、すっきりしたので終わり。
就活始まって1週間、気持ち切り替えて頑張ります。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
りゅうちぇるって人はすごい。
食わず嫌いのはなしをします。
私は古いタイプの保守的な人間なので、基本的にいわゆる"読モ"が苦手です。
というか正直嫌いです。
まぁ別に何されたわけでもないので、わざわざ本人のTwitterに批判リプするような馬鹿なことはしないし、匿名掲示板で鬼のように叩くようなこともしません。精々テレビに出てたらチャンネル変える程度。
なんで読モ()が嫌いかというと、テレビ番組で「おバカキャラ」として使われてることが多いからです。
いわゆる"常識的"な大人が、人気だけどちょっと常識をしらない"おバカな若者"を笑うという構図。あとは"大人"にバカにされて笑われているのを良しとしている彼らの神経。"若者"の代表として立たされているという意識の欠如。
あと、まぁ単純に馬鹿だから嫌いなやつもいますけどね。去年のサマソニ事件の大倉なんちゃらとかね。あれは音楽好きとして許せないっていうのもあるけど。
結局のところ、彼ら彼女って誰でもいいと思うんですよ。だって"大人"は「おバカな若者」を使いたいだけなんだもん。だからバラエティーに選ばれてる読モ()って、その人のキャラがどうとかあんまり関係ないと思うんです。若者に人気があるおバカかどうか。
だから、読者モデルの子達に問題があるんじゃなくて、読モ()をバラエティーに起用する"大人"の方に問題があると思っています。
バカな若者が笑われる構図が面白いと勘違いしている制作側が悪い。
これは読モに限ったことじゃなく、子役に関しても同じようなことを思ってます。
よく2chとかに、匿名で子役を叩きまくるクズ共がいるけど、小学生やそこらの子どもに何の罪があるんだと思う。
「キモい」とか「死ね」とか「テレビ出るな」とか、それは小学生に言うことじゃない。そんなのどう考えたって大人が悪いのに、与えられた台本を読まされてるのに、子どもはそうすることが正しいことだと思って演じてるだけなのに、匿名とはいえ子どもを傷つけるようなことよく言えるな、と。
まぁ、読モのみなさんに関しては、高校生とかならともかく、成人してる人もいるんだから、ある程度の常識は持てよと思わないでもない。
ただの学生の私が、自分で稼いでいる人達にこんなこと言っていいのかどうかはわかりませんが。
本題はここからです。
そんな読モ嫌いの私が、ついにハマってしまった人物が彼です。
りゅうちぇるです。
なんで?
だって、面白いでしょ。
あのオネェみたいなキャラなのにオネェじゃない。
しかもこれが公式に彼女がいるので実証済み。
すごくね!!???!?!??!?
革命児だよ!!!!!!!
オネェキャラって、数年前からテレビで毎日1人は見るくらいメジャーな存在になったし、男性芸能人でも「オネェ?」っていじられることも多くなっている気がします。
でも、オネェなのにオネェじゃないキャラっていた??いなくない???私が知らないだけ????
私の薄ーいテレビ知識で申し訳ないんですが、彼のキャラって、他の人では代用できないと思うんですよ。
オネェキャラは確かにいるけど、彼はオネェじゃないし、ただバカなだけじゃなくて、かたくなに自分のキャラを守っている感じ。
私は彼に、どうしても小倉優子を重ねずにいられないんです。
たぶん、彼はただのバカじゃないんじゃないかなぁ。
今回はこうしてハマった理由を正当化しようと思って書いたわけですが、直観的に面白いのも確か。毎回笑っちゃうんですよね。悔しいけど。
別にオネェキャラが好きなわけじゃないんだけど……なんでだろう。永遠の謎です。
あと思ったのが、彼は新しい性のかたちというか、生き方を見せてくれたのかなとも思います。
恋愛対象が女性なのに、オネェみたいなキャラで人気をつかんでいるっていうのはある意味革命的なんじゃないですかね。もしかすると彼は、「性別なんかにこだわらず、自分らしく生きていいよ」ってメッセージを発信しているのかもしれない(深読み)。
というわけで、今回りゅうちぇるにハマったことで、「読モ嫌いだから」とか「○○嫌いだから、苦手だから」って避けてると損することもあるかもしれないなって思うきっかけになりました。
食わず嫌いをなくすといいことあるかもね。という自戒。
ジブリ作品って実は名作だらけなのでは?
今日は2016年1月22日です。
嘘です、日付を超えました。無念。
金曜ロードSHOW!で『魔女の宅急便』を見ました。何度目かわからないくらい見ていますが、初めの方とか案外覚えていないものですね。たぶん私の記憶力の問題。
あの犬(名前忘れた)がジジを助けてくれるシーンが一番好きです。
ジブリ作品を鑑賞するとほぼ毎回泣いてしまうのですが、今回は、トンボを助けにいったキキがテレビに映ったシーンでボロボロと泣き、救出するシーンでもまた泣き、エンディングの名曲「やさしさに包まれたなら」でも泣きました。そうです、涙腺ガバガバです。
でも、じゃあ子どもの頃からジブリ作品で泣いていたかと言われたら、そんなことはない。細かい心理描写とか、風景とか、そういう"大人しか気付けない要素"があるのもジブリ作品の魅力のひとつだけれど、そういう部分は別にしても、ある程度の大人になると見る視点というか、見ているときの感覚が違ってくるのかな、と思うわけです。
母はよく「親になると、ドキュメンタリーとか映画とか、スポーツとか見てても親の気持ちになっちゃう」と言うんですが、子どもの頃は「いやあんた育ててないじゃん」と思ってました。だって、育ててないからね。
でも最近、ジブリ作品に限らず、子どもから高校生くらいの子が主人公の作品を観るとですね、感情移入ができないんですね。主人公には。
たぶん、子どもの頃って、主人公に感情移入して冒険や探険を楽しんでいたんだと思うんですよ。で、中高生くらい、思春期かな、ちょっと大人になると、ストーリーをストーリーとして客観的に楽しむようになる。
でも、二十歳超えるともうなんか違う。
なんか親の気持ちになる。
親の気持ち、というと語弊があるかもしれません。母はともかく、私は子育てしたことないので。幼児のころ、まだ赤ちゃんだった2つ下の弟の指を噛んで泣かせたことあるくらいなんで。
でも、なんていうんだろう、親とまではいかないまでも、近所のおばちゃんとか、親戚のおばちゃんとか、そういう目線になる。姪っ子の成長を見守ってる感じ。いや、姪もいないけど。
もちろんストーリーをストーリーとして楽しむ気持ちはあるし、宮崎駿監督による独特の細かい心理描写に感心したりもするんだけど、ストーリーを追う目線が、完全に客観的なところにないんです。
主人公に感情移入するわけじゃないけど、近くで成長を見守っている感じ。
基本的に邦画って主人公の成長物語ですからね(暴言)
だから、キキがテレビに映ったシーンで涙が出てきたのは、あのモノクロの小さいテレビの前で、真剣な顔をしたキキを見ているおばあちゃんたちとおソノさんと同じ感覚になったからだと思う。
そのあと現におソノさん泣いてるしね。おソノさん泣いてたから私も泣いたしね。
そう考えると、やっぱり昔とストーリーをみる視点は変わってると思うし、昔と違って涙腺が緩くなってるのも納得できる。
だってあんなに弱弱しい少女だった姪が、急成長するんだもん……!(違う)
これって、たぶん、ジブリ映画だけじゃないと思う。
でも、これだけ何度見ても毎回感動できるし、新しい発見ができるし、新しい見方もできるのって、ジブリ作品くらいじゃないかなって思います。
もしかしてスタジオジブリって、名作だらけの、世界に誇るべき日本最高峰の配給会社なのでは?
SMAPタイムリープ説について考察したよ。
タイムリープ?タイムスリップ?というと、どうしてもハルヒの「笹の葉ラプソディ」と「涼宮ハルヒの消失」が思い浮かびます。
それほど詳しくはないですが、SFがわりと好きで、その中でもタイムリープ系の話は一番好きな部類に入るので、「キムタクタイムリープ説」を聞いたときはちょっと胸が躍った。
余談ですが「涼宮ハルヒの憂鬱」が、世界が3年前にすべての記憶を持って構築された可能性(原文覚えてなくて恐縮ですが)という新しい概念を与えてくれたことで、人生がちょっと開けた気がしました。ほんとに余談だった。
2016年初っ端から放り込まれたデカすぎるニュース。国会で起きている問題を隠蔽するためにマスコミが過剰に騒いでいるなんて憶測も飛び交っていますが、だって、みんないつも国会中継見てないでしょ?って話。SMAPの会見は視聴率37%とかいっちゃうけど、○○大臣が生放送で××法案について説明!とか言われても全然見ないでしょって話。そりゃマスコミもSMAP放送しますよ。お金稼ぎたいもんね。
まぁ確かにマスコミしつこいけどね。特にベッキーと川谷絵音のやつ。どうでもいいわ。
タイムリープ説の話をします。タイムリープ説、キムタクが「今日は2016年1月18日です」って最初に言ったっていう、たったそれだけのことから始まってるんだからすごい。想像力すげえ。
仮に(というか仮でしかありえないんだけど)キムタクがタイムリープしているとするなら、2016年1月18日は大きいターニングポイントなんだろうなと思う。というか、ある意味では2016年1月18日という日に辿り着けたこと自体が正解のルートにいるってことなのかもしれない。あの会見が"正解"に見えるかどうかは別として。
ランダムもしくは任意の点に飛べるタイムリープというよりは、タイムループ説を私は推してて、ある一定の期間をずっと繰り返しているんじゃないかと。スマップ解散問題の発端はたぶん1年やそこらじゃない気がするから、たぶん初めは結成から2016年1月17日までの期間を繰り返してきたんだと思う。ひぐらし方式ならループする時間はどんどん短くなるから、今回はたぶん草薙が脱いだあとからかな……。何度も繰り返すうちに、ジャニーズ事務所内の確執をどうにかしようっていうやり方は無理なんだってことに気が付いて、それならせめてと、今回はスマップの解散だけは阻止しようってやり方に変えた。そうしたら2016年1月17日までのループから抜け出せた。
冒頭の「今日は2016年1月18日です」は、タイムループから抜けられたことへの確認なんじゃないかなと私は思っているわけです。
SMAPタイムリープ説というか、なぜキムタクが日付を確認したのかっていう考察でした。消失じゃなくてエンドレスエイトだったという話。キムタクはみんなで夏休みの宿題をやる道を選んだのです。いや、この場合キムタクは長門か。
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ブログはじめました。
ブログをはじめてみました。
昔から自己顕示欲が強いのと、キーボードをぽちぽちするのが好きだったので、個人的にブログはかなり身近な自己表現のツールだった気がします。小学校高学年の頃には友達の間でヤ○ーブログがプチ流行していたので、アニメのこととか当時好きだった人のこととか、つらつら書いていたのはいい思い出。黒歴史だけど。
誰が見てくれるかわからないけど、かるく自己紹介とかしてみます。
・女子大生(21歳)
・某4年制大学文学部の美術学専攻
・西欧建築とラファエル前派が好き
・バンドが好き。サークルでギターボーカルやってます。
・ギター歴は6年くらい
・好きなバンドは9mm Parabellum Bulletと凛として時雨、ほか
・マンガとアニメも好き
・好きな作品は挙げたらきりがないので省略
・小説も書いたりする
・おおざっぱ
こんな感じでしょうか。あと運動音痴。
聴いた音楽とか、見た展覧会とか、アニメマンガのレビューとか、思ったこと色々書いてみようかと思ってます。
せっかく残り少ない学生生活なので、毎日ブログに書くことを探しながら、アンテナを張って日々を生きられたらなぁと思うので、お付き合いいただけると幸いです。